PHP-FPMのプロセスに関する項目

pm (必須)
  プロセスマネージャが子プロセスの数を制御する方法。
  使用可能な値: static / ondemand / dynamic
    static
      - 子プロセスの数は固定される。
        pm.max_childrenの値 = 子プロセスの数 となる。
    ondemand
      - プロセスを必要に応じて立ち上げる。
        リクエストされるとpm.start_serversで指定しただけサービスを開始する。
    dynamic
      - 関連する設定値の内容によって、立ち上がる子プロセスの数が動的に決まる。
        pm.max_children
        pm.start_servers
        pm.min_spare_servers
        pm.max_spare_servers


pm.max_children
  pmの設定がstaticの場合
    作成される子プロセスの数
  pmの設定がdynamicの場合
    作成される子プロセスの最大数


pm.start_servers
  PHP-FPMのマスタープロセスを起動した時に作成される子プロセスの数。
  pmの設定がdynamicの場合のみ有効になる。
  デフォルト値: min_spare_servers + (max_spare_servers - min_spare_servers) / 2


pm.min_spare_servers
  アイドル時(サーバが暇な時)に立ち上げておく子プロセス数の最小値を設定する。
  pmの設定がdynamicの場合のみ有効になる。


pm.max_spare_servers
  アイドル時(サーバが暇な時)に立ち上げておく子プロセス数の最大値を設定する。
  もしもこの設定値よりも多くの子プロセスが立ち上がっていた場合、余剰分のプロセスはアイドル時にkillされる。
  pmの設定がdynamicの場合のみ有効になる。


pm.max_requests
  各子プロセスが、再起動するまでに実行するリクエスト数。
  子プロセスのメモリが肥大化するときの回避策として使える。
  再起動せずにリクエストを処理をさせ続ける場合は0を指定する。
  デフォルト値: 0
  PHP_FCGI_MAX_REQUESTSと同じ。

※参照したページ PHPマニュアル http://php.net/manual/ja/install.fpm.configuration.php